今朝朝刊をみて改めて思ったこと

7年前の3月11日

その日は

お得意さんのトイレの取り替え&

壁紙の貼り替え工事をしていました

便器を取り外し壁紙をめくって

「カット君、早よしてねぇ」と言われ

トイレが使えないと不自由なので

一刻も早く工事を完了できるように

必死で作業してる時に・・・

隣の茶の間から叫び声が

「うわーっ!エライこっちゃ」

「エライことなっとる・・・」

テレビを観ていた爺ちゃん婆ちゃんが

「カット君来てみ!テレビ観てみ!」

 

いやいやいや、オバちゃん

早くトイレ使えるようにせんと!

「そんなモン後でもエエから来てみい」

「家が燃えながら流れよる・・・」

「車もなんもかも流れよる」

東北で地震があったことも

津波が来たことも知らないカット君は

チンプンカンプン?

何とかトイレ工事完了して

テレビをみてビックリ・・・

言葉が出なかったのを覚えています

 

仕事を終えて家に帰り夜テレビをみると

次々と、今までに見たことの無いような

映像が流れて・・・

津波って、こんなにも恐ろしいモノなのか?

家も車も人も呑みこんで

海に持って行ってしまう・・・

 

明らかに想定外のコトばかりが起きている

悪夢のような夜が明け波が引いた後に

残されたモノは・・・

後から色々な真実が明らかにされて

本来安全なはずの防災センターで最後まで

避難を呼びかけ逃げ遅れた職員の女の子や

消防団員、高台にとどまっていれば助かって

いたかもしれない幼稚園児を乗せたバス

生死を分けたモノはなんだったんだろう・・・

15000人以上の方が犠牲になり、

そのほとんどが津波による溺死だったそうで

冷たい泥水を飲み、悲惨な亡くなり方を

された犠牲者の亡骸を荼毘に伏せることも

斎場が追い付かず出来ない、仕方なく

土葬にされたそうです・・・

未だに2500人以上もの方が行方不明に

残されたご遺族はいつまでも気持ちの整理が

つかないと思います・・・

何事もなく日々を過ごせている我々は

平常の生活を送れることに感謝しなければ

神戸、淡路の時もそうですが、毎年

無力な自分が情けないです・・・

ご冥福をお祈りすることしかできません

合掌・・・

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horidenki

堀 和人 ♂(通称カット君)     人は反町隆史とも言う   昭和35年1月11日生誕 趣味:スキー、夢を叶えること 特技:ビールをたくさん飲むこと、 職業 : 電気屋、ペンキ屋、植木屋    何でも屋、ですが基本百姓    堀デンキ(建築部)    夢かなえ隊  隊長    (プランニング設計・電気工事・現場代理人)    家のお困りごと解決から    増改築・新築まで何でもできます    電話  0791(75)1011