まいどーっ!川のほとりで55年間
商いさせてもうてます
堀デンキのカット君ですぅ~
土手にへばりつくように建っている
堀デンキ・・・土手の向こう側には
一級河川の清流揖保川が流れています
山、川、田んぼに囲まれた反町の里
カット君が子供の頃はプールがなく
小学校の夏休みの地区水泳は
ここで泳いでました
学年ごとに色の違う下敷きを切った札に
名前を書いて、その札を河原の石の上に
並べて川に入り泳いだり遊んだり
当番のおばちゃんが「カランカラン」って
ベルを振って鳴らすと、川から上がって
自分の札をとる・・・
でっ、札が残っている子は溺れている?
カット君3回札を残しました・・・
昔はもっと深く流れも急で
その流れに逆らって上流に向かって
必死に泳ぐと対岸に着けるんです
横断するように横向きに泳ぐと
流されてしまうんですよね、
今の子供はプールばかりで
川での泳ぎ方や、急な深みなど
川の怖さ解らないでしょうね
昔は水ももっとキレイで飲める食らい
なにせ100人以上の子供おったから
いろんなヤツおる!
水の中で泳ぐでもなく、潜るでもなく
口開けてボーっと空眺めているヤツ
小刻みに上半身が震えて
その後ニタ~ってしながら
なぜか両手で水をかき混ぜる
そんな奴に限って川上におる・・・
橋の下には古い橋げたが沈んでいて
水中眼鏡かけてヤス持って潜って
大きなナマズやコイを突くんです
「とったどおおおーっ!」って
とった魚を草の茎で刺して持って帰る
水中メガネが曇らないように
泳ぐ前に河原の草を石で叩いて
その汁を水中眼鏡にかけて草でふきふき
するとメガネが曇らないんですぅ~
こんな知恵や、泳ぎ方、魚の取り方
みーんな上級生から教えてもらい
子供みーんなで遊んでいたものです
海から遠いい山ん中の田舎もん
海の魚などめったに食べれません
今、近大がナマズをウナギの代わりに
と研究してますが・・・
カット君は50年前から
ナマズ食っています!
もちろん天然ウナギも飽きるほど
食べました!
海の魚が手に入らないので刺身と言えば、
1尺(30cm)くらいの天然アユを
親父がさばいて刺身を食わせてくれました
揖保川といえばアユが全国的に有名ですが
もひとつ最近話題なのが
「モクズガニ」です、ハサミのところに
とろろ昆布の黒いのみたいな毛が
モジャモジャと生えている・・・
モクズと言うよりモズク?
10年位前から上海ガニの仲間?
高級ガニ?珍しいカニ?って
とんでもない値段で料理屋さんで
カニ飯とかで出しています・・・
ご飯の上に、ドーン!って
モジャモジャの毛がついたカニが
ドテーッってのってる・・・
裏返すとフンドシがチ〇チ〇
みたいなのがオスです
珍しい言っても・・・
みんな知らんかっただけで
まっ、たいがいの川に生息してますが
揖保川では昔ーしから食べていました
ただ、食べる身のところはほんの少しで
足はほとんど身がついていません
出汁ですね出汁!味噌汁に入れると旨い!
コッチはメスです、これからの時期は
子を持ってきて美味しいです
川ガニはズワイカニと違い
メスのほうが美味しく高いんです!
2週間くらい生け簀で活かして泥抜きして
湯がくよりも軽く塩をして蒸したのが
一番好きです!
horidenki
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