各地で台風19号の被害が出ました

犠牲になられた方や被災された方々

謹んでお悔やみ、お見舞い申し上げます

 

そんな台風一過の昨日

我が下野村の秋祭り(本宮)を

滞りなく行うコトが出来ました

当屋隣保の方たちが1週間前に立てた

のぼりですが台風接近で

降ろしていましたが・・・

 

台風が過ぎ強風も止んだ昨日早朝に

再度立て直していただきました

立てるだけでも大変な作業2回も

本当に当屋隣保の方々有難うございました

 

毎年祭り全般を任せてもらっていますが

毎年6年生が乗り子となり太鼓を敲きます

 

しかし今年の6年生は全員女の子

村始まって以来の事態は昨年から

懸念され、昨年の祭りの練習で

当時5年生だった今年の乗り子5名を

心配し声出しの練習をしたのですが

恥ずかしがり全く声が出ない・・・

 

口を開かない・・・

「おーい口開けんと声でんぞ!」って

カット君がいくら言っても口を開けない

 

昨年の乗り子のお母さまたちも

直近の自分たちの子供の祭りより

来年の心配をしてくれました・・・

 

カット君も1年前からずーっと

今年の乗り子の心配ばかり・・・

太鼓が敲けるんだろうか?

それ以前に声が出せるんだろうか?

女の子だけで体力は持つのか・・・?

心配事ばかりでした

 

そんな女の子ばかりの乗り子たち

2週間、毎晩の練習

 

1日目、チョッと声出せた

2日目、太鼓も弱いながらも敲けた

3日目、太鼓と声が合いだした

日々進化していってくれました

 

1週間、10日と練習を重ね

太鼓を敲く力は弱いですが

弱い者5名が息がピッタリ!

リズムも合って良い音を出します

 

 

11日最後の練習後・・・

仕上がりました!

安心して送り出せます!

本宮早朝6時30分、

毎晩練習した公民館で衣装に着替え

神様になる準備をします

 

今まで男の子に交じって女の子も

って時は在りましたが

女の子だけっていうのは初めてのコト

 

やっぱり女の子は可愛い!

頭も全員お揃いで「うんこ頭?」に(笑)

 

 

8時下野若宮八幡神社に、

参道から乗り子の父親が

乗り子を肩車して宮入り、

そして最大の難所

この急階段を乗り子を肩車して

本殿に登ります・・・

 

別けあってカット君の姪っ子の子供

を肩車して急階段を登るカット君

今年1月に還暦のお祓いをしてもらった

カット君が40代のお父さんに交じって

同じ神社の階段を登る!

 

周りのみんなは心配顔でしたが・・・

全然余裕で登り切りました!

そして乗り子は本殿に上がり

お祓いを受け神様になります

女の子だけの神様に

神主さんも女性

男人禁制?の本殿に上がり込み

盗撮するカット君!

登りより怖い下りは

子供が肩車を怖がるため

おんぶして降ります

 

そして太鼓車に乗せて

「エエか!準備せい!」と声を掛け

指揮者に合図を送り

指揮者が拍子木を打ち

「おい、うってくれーーっ」と

声を張り、練りだしが始まります

4人の乗り子が

「シャーンシャン、

イオウテシャンノーシャーシャー

ノーシャー」と声を出しバチを振ります

冷房の効いた公民館の練習と違い

外では声も太鼓の音も響きません!

暑さもあり体力も消耗しますが

女の子5名、誰一人リタイヤを

することなく15時の宮入まで

頑張り通しました!

 

始めて女の子だけでヤリ通した祭り

下野村にまたひとつ伝説が生まれました

そして今日の夕方、隣に住む

姪っ子がお世話になったと

内祝いを持ってきてくれました

 

みんなお父さんが白装束で

肩車するのに・・・

オジイチャンみたいなカット君が

白装束で父親代わり・・・

 

姪っ子の子供に形見の狭い思いは

させたくない思いで・・・

子供からの手紙が添えられていました

「ありがとう」「楽しかった」

思わず込み上げてくるものがありました

・・・・

 

それにしても・・・

きったない字やなぁ・・・

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horidenki

堀 和人 ♂(通称カット君)     人は反町隆史とも言う   昭和35年1月11日生誕 趣味:スキー、夢を叶えること 特技:ビールをたくさん飲むこと、 職業 : 電気屋、ペンキ屋、植木屋    何でも屋、ですが基本百姓    堀デンキ(建築部)    夢かなえ隊  隊長    (プランニング設計・電気工事・現場代理人)    家のお困りごと解決から    増改築・新築まで何でもできます    電話  0791(75)1011