まいどーっ!何でも屋のカット君ですぅ~
お盆までにどーしても済ませたかった
植木屋さん!お客さんを迎える玄関前の庭
何とかギリ間に合いました!
ここ数年カット君がづーっと悩んでいたコト
この下にダラーって垂れさがった大きな棚
なーんか形が悪い・・・でも枝が太く大きく
ココまで大きな棚になるのに
25年以上はかかっていると思います
そんな年月をかけて大きくなった太い枝を
たかだか16年の経験しかないカット君が
切ってしまって良いのか?
一度切るとココからは二度と枝は出ません
切んのかい?切らんのかい?切んのかい?
切らんのかい?切んのかい?切らんのかい?
・・・切のかーい!
のこぎりで切っちゃったぁ~
スッキリしたぁ!全体のバランス的には
この方が良いな!っひとり納得!
一番上の大きな横に伸びた棚
珍しい形の松ですが、これも波打つように
凸凹になっていたのを、高い所の枝を
カットし下に出た小さな新芽を毎年残して
育てては切るの繰り返し、
低い枝はできるだけ古葉をむしり上げて
芯を止めない(切らない)で真っ直ぐに
なるように6年かけて形を整えました
この真ん中の松も年々少しづつ枝の高さを
短くして古葉をむしりつつ、新芽を残し
新芽を育てては翌年に上を切る!で
少しづつ形が出来てきました
逆にコノ低く横に広がった松は、
当初形が解らず普通に枝だけ切っていたら
棚と棚が繋がってしまい上の傘部分は平らに
間違いに気づき、一番上の傘部分を
丸くするのに4年かかりました・・・
普段電気屋をしていると電気製品て
だいたいみんなおんなじカタチ・・・
でも、松の木って同じカタチをしたモノは
無いんですよね!見る角度によって
カタチも随分変わってきます・・・
だから、正解は無いのかもしれません!
カット君も毎年20本の松を16年剪定して
やっと、ほんの少し解ってきました
3年後の棚の完成形を想像しつつ
落とす新芽と残す新芽の選別や
切る枝と残す枝、なかなか判断が難しい
でも本職の植木職人さんは、瞬時にそれを
見分けてハサミを入れていく
植木の剪定鋏は切る時「チョキン」ではなく
「パチン!」って音がするんです!
植木屋だった親父は村中の家の松の選定を
していました、近所で選定していると
家の中にいても親父の「パチン!」って言う
ハサミの音が聞こえるんです!
その「パチン!」の音が早いんです
カット君とは切るスピードが違うんです
そして10時でも3時でも音が止む時間が
短いんです、休憩してもお茶を飲むと
直ぐに脚立に登り「パチン!パチン!」
親父が死んだ夏、植木屋さんに聞くと
20本の松剪定すると20万円以上かかると
初めはやり選定の仕方も判らず失敗ばかり
生き物ですから枯らした松もあります・・・
親父が死んだ後、何も選定を教えてもらって
居なかったカット君は
取りあえず涼しそうになればいいや!と
でも、手はチクチク痛くて荒れるし
手ツッコんだら毛虫居るし、蜂に刺されるし
高い所で無理な体制で、暑いしぃ・・・
いろんな植木屋さんや親父の弟子に
頭を下げて選定を教えてもらいました
16年かかって、少しだけ植木屋さんの
足元にはこれたかな・・・?
残りの16本の松は盆過ぎてから
少し仕事が暇になってからボチボチやります
明日から4日間16日までお店は
休ませてもらいます・・・
とは言え、明日は親戚や今年初盆のお宅に
仏参りをさせていただきます
明後日14日はもらの盆踊りで
朝から準備、夜はバザーで焼きそば焼きます
15日は早朝より神社の夏祭りで出ます
結局休めるのは16日だけかなぁ~
が・・・台風来ています
horidenki
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