まいどーっ!堀デンキのカット君ですぅ~
カット君ちの横には一級河川の「揖保川」が
流れているんですが・・・
カット君が子供の頃
小学校にはプールが無く、みんな夏休みには
この揖保川が地区水泳の場所でした
幼稚園児から小学6年生まで100人位が
水中眼鏡や網やヤスを持って河原まで歩き
幼稚園は黄色、1年生は緑、2年生は赤
3年生は水色4年生はオレンジ・・・
などの名前を書いたプラスチックの札を
河原の石の上に置いて、川に入ります
低学年は浅瀬で水遊び、
中学年は泳いだり、
投げた石を潜って拾い合ったり
高学年は深場にに潜って魚を獲ったり
川の流れに逆らって対岸まで渡ったり
休憩の時間がくると当番のオバちゃんが
カランカラン!と鐘を鳴らし、
川から上がり自分の名前の書いてある札を
取るのです! でっ、
名札が残っている子は川から上がっていない
つまり、溺れていたり川に流されている?
わけですよ・・・
じつはカット君3回名札が残ったコトが
ありました・・・
自然の川はキケンで川の流れは速く
川上向かって泳ぎ続けないと流されます
また、急に川底が掘れて深くなっていたり
普通に歩いていても急に沈み込み水を飲み
溺れたりします・・・
一番死を感じたのは小学校2年生の時
まだ、ぜんぜん泳げない頃・・・
3つ歳上の姉ちゃんの要らなくなった
ピンクの浮き輪を持って川に~
川上からざぶーん!って流れて遊んでいました
橋の所まで流れては岸に上り、また川上まで
浮き輪を腰に付けたまま河原を走っては
ざぶーん!何回か目に流れているときに
なーんか変な音が・・・シューっ?
カット君の子供の頃なんて、服でも何でも
新品なんか買ってもらえるコトなんてなくて
たいがいのモンがお下がり・・・
実は姉ちゃんのお下がりの浮き輪・・・
穴が空いてて、その穴を親がセロテープを
貼ってくれていたのですが
遊んでいるうちにセロテープが剥がれて
シューっ・・・
段々としぼんでいく浮き輪
足も届かず泳げないカット君は
流されていきます・・・
体が水面から沈んだり浮いたり・・・
目の前を1本の藻が流れていて、その藻を
見ながらブクブクブクって沈んでは水面に
顔を出しまた沈んでは藻を見る・・・
短い時間だったのでしょうが、
ものすごーく長い時間に感じられました
子供心に「このま死んじゃうのかな?」
と思いながら藻と一緒に流されていきました
そんな時橋よりも下流で泳いでいた近所の
中学生のお姉ちゃんたちに引っ張られ
助けてもらいました!
そんなコワイ思いをした揖保川ですが
川が大好きで、その後も中学生になっても
川で泳いだり魚を獲ったりでいましたね
大きな天然鮎やウナギ、ナマズなど
沢山いて、海から遠いいカット君は
海の魚を知らずに、刺身と言えば大きな鮎を
親父がさばいてくれた刺身を食べていました
当時は本当に水がキレイで、
そのキレイな水で作る素麺「揖保の糸」は
揖保川から名前を取りカット君ちの周辺が
一番生産者も多いいんです!
揖保川と言えば鮎の友釣り発祥の地で
鮎の品評会で日本一にもなったこともあり
全国から鮎を求めて太公望たちが集まって
来るのですが、先日5月26日に竿釣りが
解禁になり早速他府県から沢山の釣り人が
やって来るのは良いのですが・・・
最近の釣り客はマナーがよろしくなくて
何処にでも車を停車して橋の上から
川を眺めています・・・
カット君ちの前の橋は狭くて真ん中でしか
クルマが交わせません・・・
その唯一車が交差できる橋の真ん中で
車を止められると、みんな迷惑するのです
そのために橋の手前の土手に駐車スペースを
作っているにも関わらず歩くのが
面倒くさいのか?橋の真ん中に車を止めて
川を眺めています・・・
毎年「迷惑だから土手に止めて」と
注意しても手をあげて、川を眺めたまま
車を移動させません・・・
さすがに温厚なカット君もプチってなり
大きな声を荒げることもありますが
手を挙げて「わかったわかった!」って
ポーズで動きません・・・
カット君が近寄ると、やっと面倒くさそうに
車に乗り立ち去ります・・・
昔はこんなマナーの悪い釣り人は
居ませんでしたが、有名になると
他府県からも、いろんな人が来ますが
一部の常識の無い人たちに困っています
horidenki
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